この変わりゆく時間の中で、変わらない”音楽の佳さ”を皆さんにお伝えできれば…。


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RIOT / Immortal Soul (2011)
2012/02/05/ (日) | edit |
素晴らしい音楽をありがとう。あなたの"音楽"を一生忘れません。

"音楽家"というか"アーティスト"を職業としている人は、ホントに早死にしてしまう。毎年毎年、こういう悲しいニュースが繰り返されるのが惜しくてたまりません。しかし、今年もまだ始まったばかりなのに…そして"復活"してこれからというときに…こんな悲しいニュースが飛び込んでくるとは…。

ここに、あらためて偉大なアーティスト、Mark Realeのご冥福をお祈りします。

Immortal Soul
Immortal Soul
posted with amazlet at 12.02.05
Riot
Steamhammer Us (2011-11-21)
売り上げランキング: 4304

アメリカは東海岸ニューヨーク州出身の、もう言わずと知れたUSを代表するパワー・メタル・バンド。1975年にMark Reale(Gu)を中心として結成され、1977年には1stアルバム『Rock City』をリリース。キャリアとしてはもう35年という大ベテランです。私個人としてはもう『Thundersteel』世代(1988年リリースの6thアルバム)ですから、2006年以来のこのニュー・アルバムが『Thundersteel』時代のメンバーでリリースされたことが、もう嬉しくてたまらなかった訳です。このニュー・アルバムが本当に素晴らしい。当時の勢いのまま、衰えを知らず、更に円熟したヘヴィ・メタルを聴かせてくれた。ベテランらしい味のある楽曲の数々に、ただただウットリするばかり。『Thundersteel』に匹敵するオープニングの疾走チューン"Riot"は、それこそ"Thundersteel"を彷彿させるキラー・チューン。Tony Mooreのハイトーン・ヴォイスは衰えを感じさせません。そして彼らの本当の魅力はその後に続く楽曲群。ミドル・テンポの楽曲における、美しいギター・ソロ、Tony Mooreの唄う美しいメロディ。特に、この悲しい知らせを聞いた後にあらためて聴くと、もう"涙"を誘います。


↑↑RIOT - 'Wings Are For Angels' recording session

去る1月25日、RIOTの中心人物でありギタリストのMark Realeが、くも膜下出血と長年患ったクローン病の合併症によりアメリカはテキサス州のサンアントニオ病院にて亡くなりました。56歳でした。最高のメンバーを引っ提げての再スタート、まさにこれからという時のホントに悲しいニュースです。

ご冥福をお祈りすると共に、RIOTの"音楽"は永遠に…



今年一年ありがとうございました。
2011/12/31/ (土) | edit |
ホント、今年一年ありがとうございました。

年末にかけて忙しく、ブログ更新もままならない状態でしたが、
"猟盤"だけは相変わらず続けていました。
しかしまぁ、聴く暇がないもんだから、開封していないCDが
ワンサカ山積みされた状態でして、アーティストの皆さんには
申し訳ないのなんのって…。

今年は東日本大震災、原発事故。不安定な政治・経済と…
暗いニュースが沢山ありました。
特に大震災の被害に遭われた方のお気持ちは計り知れない。
自分の命を後回しにしてまで活動した消防団の皆さんには感謝。
消防、警察、自衛隊、お医者さん…ボランティアのみなさん。
そして、家族。
全ての方に感謝したい気持ちです。

次の年は、皆様にとって良い年になりますように。

また、来年もよろしくお願いします。


↓↓たまたま作った"My Best CD"といいますか…
itunesでプレイリスト作って、仕事のクルマで聴いています。
(ちなみに、アルバム・ジャケットをクリックするとamazon.co.jpで調べることが出来ます)

1.Black Sabbath / Black Sabbath (1970)
この曲こそが"ヘヴィ・メタル生誕"ではないでしょうか?もし自分がリアルタイムで聴いていたなら、かなりのショックを受けていたんだろうな。おどろおどろしさの中にある、何とも言えない緊張感と言いますか、"ヘヴィ・メタル"の長い歴史がここで幕を開けたんでしょうね。この曲は、"ヘヴィ・メタル"を語る上で欠かせない。


2.The Illusionist / Scar Symmetry (2006)
スウェーデンのメロデス・バンド。とにかく、Christian ÄlvestamのVocalが凄い。グロウルとメロウなクリーン・ヴォイスを交互に歌えるあたり、凄い才能の持ち主ですね。メロディ・センスも素晴らしい。現在は、Christian Älvestamは脱退し、新たにRobert KarlssonとLars Palmqvistというグロウル担当とクリーン担当の2人が加入しています。Christian Älvestamのような一人二役は、他にはできませんな。新譜はそういった緊張感が欠けていたような気がします。


3.Letting Go / Praying Mantis (1993)
"青春真っ直中"です。このアルバムは"超名盤"です。この曲と"Cry For The New World"は"超名曲"ではないでしょうか?夕日が沈む海に向かって走りたくなってしまいます。"哀愁"ですよ"哀愁"。


4.The Edge Of Darkness / Rage (2010)
もうね、昔からジャーマン・メタルと言えば私の中では彼らなんですよ。ただ元々ジャーマン・メタルっていうのがあまり好きではなかったのは事実なんですがね…改めて聴いちゃうと、やっぱカッコイイんですよ。若い頃は、こういうのにカッコ良さを求めていなかったんでしょうね。


5.Don't Take Me For A Loser / Gary Moore (1982)
今年も多くの偉大なアーティストがこの世を去りました。彼もその中の一人。来日公演を見に行けなかったのが今となっては悔やみです。初めて買った彼のアルバム、やっぱり思い入れはあります。何度聴いてもオープニングを飾るこの曲に泣いてしまいます。ソロ・パートの美しさに、また"泣き"です。


6.Hunab K'u / Epica (2005)
7.Dance Of Fate / Epica (2005)

オランダのシンフォニック・ゴシック・メタル。クラシカルで美しいイントロから"Dance Of Fate"への流れ…本当に"美しい"。メゾ・ソプラノのSimone Simonsの美しい歌声にウットリでございます。正直言ってTarja Turunenがいた頃のNIGHTWISHでさえ、ここまでの"美しさ"と"奥深さ"は感じなかったな。


8.Unchain The Night / Dokken (1985)
前も書きましたが、この曲が収録されている『UNDER LOCK AND KEY』、と次の『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)とどちらか選ばなければ行けないとしたら…売れたのは後者の方ですし、沢山の方が後者を選ぶんだと思います。だけど、私にとっては"この曲"なんです。こういう曲こそ"DOKKEN"なんです。


9.Shadow Of the Red Baron / Iron Mask (2010)
ベルギーのネオ・クラシカル・メタル。GuiterのDushan Petrossiがギター・プレイも容姿もYngwie Malmsteenにクリソツだという…ただ、最近の本家よりもこちらのバンドの方が全てにおいて素晴らしいような気がします。インパクトがありますからね。そういえば新譜が出ましたね。未聴でございますが、Vocalが元Yngwie MalmsteenのMark Boalsに替わっているではないですか。早速買わなくては…


10.Elegy / Amorphis (1996)
フィンランドのメロデス。最近のアルバムでファンになった方も多いんではないでしょうか?でも、この1996年の3rdアルバム『ELEGY』聴かずしてこのバンドを語ることは出来ません。この曲は、後々の彼らの方向性を決めた素晴らしい名曲ですよね。うん、この曲で歴史が変わったような気がします。"切なく"て泣けます。


11.Cry Wolf / White Widow (2011)
今年のトップ5に入る曲だと思います。(もちろん私の中でのですが…)。北欧的透明感、キーボードがギンギン、メロディ・センス、コーラスもええ感じ。でも、北欧のバンドではないんですよね。オーストラリアです。ホント、今年よく聴いたな〜。


12.Love Will Set You Free / Whitesnake (2011)
LOUDPARKに毎年参戦出来ない切なさが残る…。けど、やっぱりWHITESNAKEは素晴らしい。大御所なのに、衰え知らず。この勢いはいったい何なんだろ。David Coverdaleは、もう相当歳いってるはずなのに、勢いが増したな〜。このPVも最高にカッコ良かったけど、生で見たかった。


13.Departed / The Treatment (2011)
最近めっきり王道のハード・ロックって聴かなくなったな〜と思ってた矢先に、このアルバムと出会ってしまったわけです。もうオープニングを飾るこの曲聴いた時点で、虜になってしまいましたね。捨てたもんじゃない。イギリスの平均年齢18歳という若者達。彼らの未来、ハード・ロックの未来はまだ明るい。


14.Emerald / Thin Lizzy (1976)
ホント、たまにTHIN LIZZYが無性に聴きたくなる事があるんですよね。その中でも、この曲が一番聴きたくなる。美しい。ホント、美しい。『Live & Dangerous』のライヴ・バージョンもイイですね。


15.When All Is Lost / Symphony X (2011)
アメリカのプログレッシヴ・メタル。新譜はなんと2CDでしたわね。アメリカのバンドでありながらヨーロッパや日本では人気があったものの本作では全く…。ただ、本作でようやく本国チャート・インしてきましたね。知名度があがりました。しかしこのアルバム、ファンからは人気がない。つまらないとか抜かしている方もお見えです。そりゃ、昔のネオ・クラシカル路線は衰退し、少々モダンになった気がしますが、魅力は衰退してませんよ。とにかく、この曲を聴いてくださいよ。"涙"なしで聴けないでしょ?凄い緊張感でしょ?"名曲"ですよ。気持ちを改めて聴いてみてください。



また、来年も沢山の素晴らしい楽曲、アーティストに出逢えますように…


thema:ヘヴィメタル
genre:音楽
ELM STREET / BARBED WIRE METAL (2011)
2011/11/19/ (土) | edit |
彼らの"ヘヴィ・メタル愛"が、ヒシヒシと伝わってきます。

そういえば日本のヘヴィ・メタル専門誌であるB!誌っていうのは、"NWOTHM"というものに対して非常に厳しい評価をしてくれていますね。日本国内盤が出ているものでも70点台が普通、輸入盤に関しては30点台〜40点台という厳しさ。いったいどういう事でしょうか?そういった点数を受けたバンドでも、決して悪くない良いアルバムを提供してくれているのに…。編集者の心情を疑いたくなってしまいます。

Barbed Wire Metal
Barbed Wire Metal
posted with amazlet at 11.11.19
ELM Street
Massacre (2011-11-28)
売り上げランキング: 221636

オーストラリアは南部ヴィクトリア州の州都メルボルン、緑豊かなガーデン・シティとして有名なオーストラリア第2の都市でございます。その由緒ある都市にて2003年に結成された正統派メタル・バンド(NWOTHM)が彼ら。エレガントで美しい街で結成されたバンドですが、バンド名は"エルム街の悪夢"でございます。(余談が過ぎました)。



↑しかしホント、このバンドの写真見るだけでも"ヘヴィ・メタル愛"を感じますね。2011年、"発掘仕事人"StormSpell Recordsよりリリースされた1stアルバムが本作でございます。"超ド直球"な正統派メタルを聴かせてくれます。だんだん難解になっていく昨今のヘヴィ・メタル・ムーブメントの中にあって、これほどストレートに"ヘヴィ・メタル"を体現してくれちゃうことに嬉しさを感じます。そして私からも"愛"を贈ってしまいます。やはり1980年代の正統派メタルからの影響は色濃く出ています。重圧なコーラスや80'sライクなギター・リフに思わずニヤリしてしまいます。VocalメロディはUS的ですが、コーラスはジャーマン、Guiterは欧州的という非常に引きつけられる面白いバンドです。随所にパワー・メタル的要素もあります。もう、どの曲を聴いても"ヘヴィ・メタル愛"ですから。ただ、そこらのB級でヘッポコなヘヴィ・メタル・バンドとは違い、凄くクオリティは高いと思います。"NWOTHM"にありがちな"もうそのぐらいにしといたらどうなの?"という"'80年代かぶれ"のネチっこさが少ないですね。とても、彼らの音楽は"ヘヴィ・メタルが清々しい"。


↑↑Elm Street-Barbed Wire Metal


↑↑Elm Street-Metal Is The Way

いや〜"Metal is the Way"ですよ。いい響きです。アルバム・ジャケットも、ちゃっかりEd Repka画伯が描いています。今後が楽しみな"NWOTHM"バンドですね。B!誌が酷評をしませんように。祈っています。



thema:ヘヴィメタル
genre:音楽
WHITE WIDDOW / SERENADE (2011)
2011/11/14/ (月) | edit |
降り注ぐ雪のように。冬の乾いた風のように…。

北欧の寒い冬を、暖かい部屋の中で感じているような。とにかく、この季節に心に響きます。この"空気感"はたまらなく胸に突き刺さります。しかし彼らは北欧のバンドではありません。

Serenade
Serenade
posted with amazlet at 11.11.14
White Widdow
AOR Heaven (2011-09-23)
売り上げランキング: 49880

南半球オーストラリアはメルボルン出身のハード・ポップ・バンドの2011年リリースの2ndアルバムが本作。AOR HEAVENよりリリースです。本作でめでたく日本デビューを飾りました。このアルバムを聴いて、オーストラリアのバンドだと全く思わないでしょう。なぜなら、北欧ハード・ポップ(特に'80年代の香りがプンプン)を彷彿するからです。北欧の"寒い冬"が想像できる煮え切らない(明るくなりきらない)美しいメロディが冴え渡ります。そして、キーボードがギンギンです。(←文才の無さに反省しつつ…)。オープニングを飾る、美しい"Cry Wolf"は何度聴いてもウットリしてしまいます。キーボードとメロディの美しさ、コーラスのメロディにウットリしてしまいます。この曲は、正にハード・ポップ史上に残る"名曲"だと思います。偽りはありません。この曲が全てです。この曲の為だけにアルバムを買っても決して損はしません。続く、"Strangers In The Night"、"Do You Remember"、"Reckless Nights"の流れの美しさ。彼らのメロディ・センス。楽曲のアレンジの素晴らしさにただただ感動を覚えます。聴き惚れてしまいます。途中少々、中だるみ感はあるものの、このオープニングからの4曲に完全にやられてしまいます。知らない間に、透明感のある冬の世界に入り込んでしまいます。美しいバラード"Patiently"、ラストを飾るアップ・テンポの"Love Won't Wait"。ギター・ソロで"泣き"、その後のアルペジオ…。このラスト2曲で、完全に盛り返します。う〜ん、たまらない。アルバム・タイトルも"Serenade"ですよ。タイトルからして、感極まります。


↑↑White Widdow - Cry Wolf

"Cry Wolf"、これは"名曲"です。何度聴いても、心奪われます。Youtubeでオーディエンスからのライヴ映像がアップされていますが、全く声が出ていません。ので、聴かないでください。


↑↑White Widdow - Love Won't Wait

ラストに相応しい"Love Won't Wait"。ホント"Love"ですよ"Love"。しかし、このアルバム、私的には今年のTOP5には入れたいアルバムですね。ホント、ここまで"切なく"なれるメロディを聴かせてくれると、もう心から泣いてしまいます。泣いていいですか?



thema:心に沁みる曲
genre:音楽
WHITESNAKE / FOREVERMORE (2011)
2011/11/12/ (土) | edit |
円熟のハード・ロック・アルバムを堪能あれ。

長い間ハード・ロック界をリードしてきたベテランにしか成し得ない。これほど円熟したハード・ロック・アルバムは他にないのではないでしょうか。

FOREVERMORE
FOREVERMORE
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Whitesnake
FRONTIERS (2011-03-25)
売り上げランキング: 4433

もう余計な説明もいりませんね。元DEEP PURPLEとかいう肩書きも必要ありませんね。その元DEEP PURPLEのDavid Coverdale(Vo)が1978年に結成したブリティッシュ・ハード・ロック・バンド。2011年にリリースした11thアルバムが本作。参加アーティストは前作同様、Doug AldrichとReb Beachという有名ギタリストの2人。そして新たに加入したリズム隊で活動しています。David Coverdale以外はアメリカ人と言うことで、アメリカナイズされたハード・ロックかというとそうでもない。元々からあるブリティッシュ・テイストでブルージーなハード・ロックに、アメリカン・テイストをプラスしたと言った方が良いかもしれませんね。David Coverdaleも、もう還暦を迎えているとは思えないパワフルさを今回も聴かせてくれます。いや〜、還暦を過ぎた(普通ならオッサンなのに)男性が普通に"Love"を唄うなんて素敵ではないでしょうか。凄くソウルフルで美しい。名曲"Love Will Set You Free"は何度聴いても素晴らしい、美しい。Guiterの音色にも"涙"です。初期のファンからクレームが付くかも知れませんが、今のWHITESNAKEはコレなんです。かといって、初期の頃のスタイルは決して捨てていませんからね。そういうところも素晴らしいんです。ブリティッシュ・ハード・ロックにアメリカン・テイストを加えると、このような素晴らしいハード・ロック・アルバムになるんです。もう惚れ込んでしまいます。女性のみならず私のような男性をも惚れさせる、魅了させる還暦のオッサンは世界であなただけです。


↑↑Whitesnake - Love Will Set You Free

いや〜ホント惚れ惚れしてしまいます。私がこんな低脳な記事を書いていることさえ恥ずかしくなるくらい。申し訳ありません。しかし、長い間ハード・ロック界をリードしてきたベテランにしか成し得ない。これほど円熟したハード・ロック・アルバムは他にないのではないでしょうか。