この変わりゆく時間の中で、変わらない”音楽の佳さ”を皆さんにお伝えできれば…。


世界の「!(ワクワク)」をお届けします『ショップジャパン』

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SINNER / TOUCH OF SIN (1985)
2011/10/31/ (月) | edit |
コレこそが私の求める"ヘヴィ・メタル像"である。

最近発売されたB!誌の増刊METALLION。"鋼鉄名盤徹底ガイド160ALBUMS"と題して、1983年から1985年までの"黄金時代の幕開け"の名盤を数多く紹介しています。当時のヘヴィ・メタル・シーンをリアル・タイムに聴いていない私にとって非常に興味深く読ませていただきました。それでも、特に80年代のヘヴィ・メタルが大好きな私は、知らないアルバムは無かったわけですが、それでも改めて聴いてみようという気が起こりました。

Touch of Sin
Touch of Sin
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Sinner
Noise (2001-09-10)
売り上げランキング: 323892

ドイツはバーデンヴュルテンベルグ州において1980年に結成された、正統派ヘヴィ・メタル・バンド。言わずと知れたMat Sinner率いるSINNERの1985年リリースの4thアルバムが本作。と言っても、1stと2ndに関してはレコード会社が無断でデモをリリースしたらしく、Mat Sinner自身は正規のアルバムではないと主張しているみたいです。とすると、2ndアルバムと言ったほうが正しいのかも知れません。今年、16枚目のアルバム『ONE BULLET LEFT』をリリースしています。最近の名盤と言えば、先に紹介している2007年リリースの『MASK OF SANITY』だと思いますが、彼らの初期の名盤と言えば何と言ってもこの4thアルバムではないでしょうか。Mat Sinnerは元々THIN LIZZYを溺愛しているだけあって、アイリッシュなテイスト、特にツイン・リードが奏でる"哀愁"のGuiterを堪能することが出来ます。Mat Sinnerの歌声は、ジャーマン・メタル的な"漢"を彷彿しますので、ジャーマン・メタル+アイリッシュ・ハード・ロックの融合と言うべきでしょうか。それにプラスしてエッジの効いたギター・リフなんかも凄く心地良いもんです。アルバムを通して感じることが出来る"哀愁"は、ホント何とも言えません。メロディ・センスもなかなかのもので、これを"名盤"と言わずして何と言えばいいんでしょう。


↑↑Sinner - Masquerade


↑↑Sinner - Emerald

"Emerald"なんて、タイトルからしてアレですよね。凄くいい曲ばかりの素晴らしいアルバムです。"泣き"ですよ"泣き"。もう泣いちゃってください。コレこそが私の求める"ヘヴィ・メタル像"である。間違いない。うん、もっと高音質にリマスターされて再発してほしいアルバムですね。ホント、オススメの"名盤"です。



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thema:HR/HM
genre:音楽
DARK ANGEL / TIME DOES NOT HEAL (1991)
2011/10/30/ (日) | edit |
"9 songs, 67 minutes, 246 riffs!"

"9曲で67分、246のリフ!"。このアルバムのキャッチ・コピーであります。テクニカルでスリリング。90年代スラッシュ・メタルの名盤であることは間違いありません。

Time Does Not Heal
Time Does Not Heal
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Dark Angel
Century Me (2011-02-22)
売り上げランキング: 195752

アメリカは西海岸カリフォルニア州ダウニー出身のスラッシュ・メタル・バンド。1983年に結成され、この1991年リリースの4thアルバムを最後に解散しています。ほとんどのソングライティングを行っていたGene Hoglan(Ds)が、デス・メタル・バンドDEATHに参加したため、バンドは消滅してしまったわけです。さて、ヘヴィ・メタルに限らず"テクニカル"志向の音楽というのは、実に"難解"になってしまうわけで、それは時には"作り手"と"聴き手"とのフィーリングに格差が生じてしまうことがあるわけです。どれだけ"作り手"が凄い音楽を提供しても、"聴き手"には全く理解出来ない。そんなアルバムも時には存在するわけで…。(話題が脱線しています)。彼らのラスト・アルバムとなったこの4thアルバムも、長尺の楽曲が多くを占めているテクニカル志向のスラッシュ・メタル・アルバムとなったわけですが、"難解"になりすぎている訳ではなく、さすがは"246 riffs!"とうたっているだけあって、実にスリリングです。実際に246のリフが存在するのかどうかはわかりませんが、スリリングで多彩なリフの数々には圧倒されます。ストレートなアグレッションを求めるなら、それ以前のアルバムをお薦めしますが、ここまでテクニカルでスリリングな(そして圧倒的に聴き手に理解される)スラッシュ・メタル・アルバムは他には無いのではないでしょうか。こういったテクニカルなスラッシュ・メタルには、Ron RinehartのハイトーンでヒステリックなVocalもよく合いますね。Gene Hoglanの壮絶なドラミングも、失禁ものです。


↑↑Dark Angel - Time Does Not Heal

うん、このアルバム・ジャケットも"ヘヴィ・メタル史に残る"ジャケットだと思います。メッセージ性を感じますね。90年代を代表するスラッシュ・メタルの名盤に間違いありません。



thema:HR/HM
genre:音楽
IMPACT / TAKE THE PAIN (1991)
2011/10/23/ (日) | edit |
隠れた"スラッシュ・メタル"の名盤を聴け!!

隠れた存在だっただけに、コレクターの間ではそりゃ高値で取引されちゃってたレア・アルバムです。いや、高値で取引される意味がよく分かる凄いスラッシュ・メタル・アルバムですね。

Take the Pain
Take the Pain
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Impact
CD Baby.Com/Indys (2011-06-28)
売り上げランキング: 713501

1987年にアメリカはウィスコンシン州ミルウォーキーで結成されたUSスラッシュ・メタル・バンド。1991年に唯一残した1stアルバムが本作。リリースは、メキシコのAvanzada Metalicaというレーベル。その後、レア・アイテムとなりコレクターの間では7~8万円という高値で取引されることになります。しかし今年、"発掘仕事人"(勝手にそう呼んでいます)Stormspell Recordsより1000枚限定で再リリースされました。これは、マニアにとっては嬉しいニュースですよね。ライヴなどボーナス・トラック5曲追加されています。音楽性は、カルト的なUSスラッシュ・メタル。私の大好きなVIO-LENCEの1stアルバムなどと比べても、なんら遜色ない素晴らしいスラッシュ・メタル・アルバムです。初期SLAYERDARK ANGELと比較してもいいでしょう。とにかく凄いアグレッション。そして、殺戮的リフ、変態リフは、もう失禁もんです。西海岸のクランチ・リフよりも非常に重い、ブルータリティを感じます。それに絡んでくる"流麗"なギター・ソロなどはインパクト大でございます。いや~カッコイイ。こんな素晴らしいアルバムが陰に隠れていたとは、恐ろしい。


↑↑Impact - Take The Pain

時は1991年、世は正に"ヘヴィ・メタル不毛の時代"に突入しようとしていたわけです。そういった時代背景から考えると、時代が悪かった。もっと早くこのアルバムが登場していれば、もっと話題になっていたでしょうし、このバンドももっと長続きしていたんではないでしょうか。そういった意味で非常に残念な"スラッシュ・メタルの隠れた名盤"だと思います。この再発を機に、皆さん聴きましょう。



thema:HR/HM
genre:音楽
OUTLOUD / LOVE CATASTROPHE (2011)
2011/10/18/ (火) | edit |
"青春時代の真ん中は"…

胸に刺さすことばかりでございます。ふと、このアルバムを聴いて、妙に懐かしく感じたり、想い出にふけってみたり…。いろんな想いが脳裏に蘇る。

Love Catastrophe
Love Catastrophe
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Outloud
AOR Heaven (2011-07-25)
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2004年にギリシャはアテネにて、FIREWINDのBob Katsionisと、現在はTANKで活躍するMark Crossを中心として結成された'80sライクなHM/HRバンド。2009年にリリースされた1stアルバム『OUTLOUD!』は、正直イイ曲はとってもイイのに、アルバムを通して聴くとつまらないアルバムだったことを思い出します。初期の頃のBON JOVIを彷彿させるキーボードがギンギンの'80sライクな素晴らしい楽曲があったにもかかわらず、他に駄曲が多かったんですかね。私としては"残念"なアルバムでした。そして2年ぶりの2ndアルバムが本作。もうCDを何回聴いても、飽きない素晴らしいアルバムです。そりゃ、恐る恐るでしたよ。イイ曲はイイですからね。次にどんな曲が来るのか、正直冷や冷やしながら聴いていましたが、何の心配もいりませんでした。アルバムを通して、とにかく"哀愁"や"泣き"が心を震わせてくれます。なにか、何十年前の"青春時代"(死語?)を思いだし、"涙"を誘う楽曲の数々。ロック・チューンにしてもバラードにしても、とにかく"哀愁"が漂います。Bob Katsionisが奏でる"泣き"のギターにもウットリしてしまいます。もちろん初期BON JOVIを彷彿させる楽曲もありますが、中には、'90年代のPRAYING MANTISにも通じる"哀愁"もあります。やっぱり、この時期は"心"を暖めたいですよね。いいアルバムを作ってくれました。とにかく、メロディ・センスも"泣き"のGuiterも"哀愁"も申し分ない。




↑↑OUTLOUD - Waiting For Your Love

いや~1stアルバムが"残念"だっただけに、この2ndアルバムを余計に愛してしまいます。この"秋"、人肌恋しくなる頃、こういうアルバムが私の心の中には必要なんです。しかし、前作同様、おねいさんがアルバム・ジャケットですね。前作も本作もインパクトあります。



ANIMETAL USA / ANIMETAL USA (2011)
2011/10/16/ (日) | edit |
コレは今年一番のニュースではないでしょうか?

凄いプロジェクトですよ、コレは。普段、アニメも観ないしパチンコもやらない私でさえ、このプロジェクトの楽曲を聴いてゾクゾクさせられましたから。

アニメタルUSA
アニメタルUSA
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アニメタルUSA
SMJ (2011-10-12)
売り上げランキング: 84

冒頭でも言いましたが、私はアニメにほとんど興味を持っていません。ですから、前からある日本のメタル・アーティスト達によるANIMETALというプロジェクトに対して、コンセプトとしては面白いなと思いつつも、全く聴く気にもならなかったのが本心です。しかし、アメリカの超有名アーティスト達によるANIMETALには、凄く興味をしめしたわけです。だってメンバーが凄いですからね。Vocalは元LOUDNESSでハイトーンが売りのMike Vescera、どうも彼は日本のアニメが大好きらしいですね。彼もこのプロジェクトの発端の一人だとか。そしてGuiterは、これが凄い。超技巧派で有名なChris Impellitteri。まさか彼がIMPELLITTERI以外のプロジェクトに参加するとは夢にも思っていなかった。Bassは、キューバ人でWHITESNAKEなどで活躍したRudy Sarzo。Drumsは、JUDAS PRIESTで活躍する機械的ドラミングScott Travis。楽曲のアレンジには、元MEGADETHMarty Friedman。このメンツだけでも、興味津々ですよ。もう、発売前から予約してしまいましたから。盤が届いて、もう即効失禁ですよ。このプロジェクト、期待を裏切りませんでしたね。日本を代表するアニメの主題歌を、ここまで素晴らしい演奏で披露してくれるとは、もう"涙"もんです。特にChris Impellitteriの壮絶なギター・プレイは、もう失禁以上のものがあります。カッコイイ!!。原曲に対してよりいっそう磨きをかけてくれました。ホントに"壮絶"ですよ。しかし、私が感じたことはもう一つ。最近の日本の音楽シーンは(特にJ-POPシーンと言うべきか)、ほとんどが欧米化されすぎていますよね。昔からある歌謡曲というか、日本人だからこそなせるメロディの美しさが少なくなってきているような気がします。そう考えると、アメリカ人アーティスト達ががやってくれたこの日本の往年の名曲を改めて聴くと、やはり日本人の元からあるメロディ・センスの美しさにホント感動させられました。日本人はやはりメロディを大切にする文化があるんだと、今の日本の音楽シーンにも問いかけてみたい。


↑↑Animetal USA - 宇宙戦艦ヤマトPV

しかし、彼らのビジュアル的にこのメイキングはどうかとは思いますが…。欧米人が日本の音楽をカバーすることで、より日本の音楽の素晴らしさを感じることが出来たと思います。是非、次も聴いてみたい。アニメのみならず、歌謡曲のメタル・カバーなんかも面白いかも知れません。そういうことで、日本の音楽の美しさを再発見できれば…。



thema:HR/HM
genre:音楽
MARTYRD / MANIAC (2008/2011)
2011/10/15/ (土) | edit |
またひとつ、若きスラッシャーの"可能性"を見つけた。

"New Wave Of Classic Thrash Metal"。コレはStormspell Recordsのタタキ文句でございます。若きスラッシャー達のオールド・スクール・スラッシュ・メタルの新しい波を感じずにいられません。

Maniac

Martyrd
StormSpell Records(2011-7-11)

Martyrd@MySpace

アメリカは東海岸ニューヨーク出身のスラッシュ・メタル・バンド。2003年に結成、2008年に自主制作でリリースした1stアルバムが本作。そしてその1stアルバムを、アルバム・ジャケットを新調しStormspell Recordsより500枚限定で再リリースしたのが今回紹介するアルバムでございます。さすがは、"発掘仕事人"(勝手にそう呼んでいます)Stormspell Records。今回も、素晴らしい若手スラッシャーを発掘してくれました。ホント、このレーベルは定評がありますね。アルバム・ジャケットも、自主制作盤は"クソ"でしたが、再リリース盤はB級なりにもカッコ良くなりました。(中のブックレットの印刷が逆なのは意図的なのか?)。さて、彼らの音楽性はもちろん"ピュア・スラッシュ・メタル"。西海岸でいう"ベイエリア・クランチ"も心地良いですが、何と言っても曲展開が豊富ですね。ツインGuが奏でる"流麗"なギター・ソロも素敵ですし、ただ疾走するだけではなく結構ドラマティックな曲展開を持っています。正統派ヘヴィ・メタルのテイストも含んでいますし、こういうところは好感が持てます。とにかく"劇的"な部分は、ゾクゾクさせていただきました。カッコイイですよ。う~んギター・ソロが、なんとも素敵。Vocalの歌い廻しは賛否両論に分かれるか?ノッペリとした平坦なスタイル。確かにMETALLICAのJames Hetfieldの歌い廻しを真似ているような気がしますが…独特なヘタウマさが、まずまず私は気になりませんでしたがね。しかし、そんなことどうでもいいくらい、楽曲のポテンシャルは凄く高いと思います。そこら辺のB級若手スラッシャーと一緒にされては困ります。アンダー・グラウンドに閉まっておくのは勿体ないような気がします。


↑↑Martyrd - Betrayal

どうですか?最後まで聴いてくださいよ。カッコイイじゃないですか。これはもう、彼らの今後の活動に期待したいと思います。応援させていただきますよ。もちろん、こういったバンドですからAmazonやHMVなどでは購入することが出来ません。専門店などでお買い求め下さいませ。

thema:HR/HM
genre:音楽
WHITE WIZZARD / FLYING TIGERS (2011)
2011/10/14/ (金) | edit |
"NWOTHM"="WHITE WIZZARD"

こういった定義は間違っているのかも知れないけど、やっぱりあの『HIGH SPEED GTO』(2009年リリースの1stEP)の衝撃が大きかっただけに、そう思ってしまうんです。

Flying Tigers [Import CD]
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WHITE WIZZARD
EARACHE (2011-09-19)
売り上げランキング: 46052

アメリカは西海岸カリフォルニア州ロサンゼルス出身のNWOTHMバンド。2009年にEP『HIGH SPEED GTO』にて世界的にデビューしたわけですが、このタイトル曲"High Speed GTO"はホント衝撃でした。"ヘヴィ・メタルは魂を吹き返した"と正直感じましたね。ところが、当時のJames-Paul Luna(Vo)を初めとするほとんどのメンバーが脱退。BassのJon Leon以外全員脱退してしまったわけです。ちなみに、後に元WHITE WIZZARDのメンバーでHOLY GRAILを結成し日本デビューを果たしています。さて、メンバー総入れ替えで1stアルバム『OVER THE TOP』をリリース。しかし、新VocalのWyatt "Screaming Demon" Andersonが脱退。シングル『SHOOTING STAR』をリリースする頃には新しくPeter Ellisが加入。しかし知らないうちにPeter Ellisも脱退。Wyatt Andersonが復帰、二人のGuitarも脱退。もう、わけがわからん状態になっております。新しく二人のギタリストが加入、もうJon Leonのワンマン経営になってしまっています。リリースされたばかりのこの2ndアルバム収録後、Wyatt Andersonがまたもや脱退し、新しくMichael Gremioが加入しているみたいです。もう、ようわからんですわ。さて、この2ndアルバム。うん、とてもイイですよ。Jon Leonが求める"ヘヴィ・メタルのカタチ"が良く分かります。"本当の正統派ヘヴィ・メタルとはこういうもんだ"と胸を張って制作されたんでしょうね。意気込みを感じます。1stアルバムより、一段と音楽性に富んでいるように思います。前作より疾走チューンが減った分、曲構成が良くなりましたね。元々IRON MAIDENJUDAS PRIESTにインスパイアされた音楽性ではありますが、よりプログレッシヴな展開を用い、それこそ最近のIRON MAIDENにも通じる部分が感じられます。しかし、古き良き"NWOBHM"の香りも忘れられていないところがイイですよね。うん、以前より色濃く"NWOBHM"の音楽性が出ています。本作は、勢いだけではなく音楽性に富んできましたね。"成長"というか、Jon Leonの求めるヘヴィ・メタルが完璧に表現されたアルバムだと思います。


↑↑White Wizzard - "Fight to the Death"

今回はお馴染みのPVは無いのかな?メンバーが替わってしまって無理なのかも…。しかし、どれだけメンバー交代が多くてもJon Leonの信念が変わらない限りWHITE WIZZARDはWHITE WIZZARDのままでいてくれるでしょうから、ずっと応援したいと思います。



thema:HR/HM
genre:音楽
IRON MASK / SHADOW OF THE RED BARON (2009)
2011/10/10/ (月) | edit |
"様式美"とか"構築美"とかいう言葉は、こういうアルバムの為にある。

今まで中々レビューを書かずにいましたけど、リリース当時からずっと聴き続けています。例えばYINGWIE MALMSTEENの名盤『TRILOGY』(1986年)と比較しても遜色ないアルバムだと思っています。

Shadow of the Red Baron
Shadow of the Red Baron
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Iron Mask
Lion Music Finland (2010-01-19)
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ベルギーはブリュッセル出身、ギタリストのDushan Petrossi(MAGIC KINGDOMでも活躍中)を中心に結成されたネオ・クラシカルなパワー・メタル・バンドの2009年リリースの3rdアルバムが本作。このDushan Petrossiという男、容姿までYngwie J.Malmsteenに似ています。もちろん技巧派でネオ・クラシカルなギター・プレイまで似ています。しかし、"ネオ・クラシカル"で"様式美"というと、どうもIngwie J.Malmsteenの『TRILOGY』以降のイメージが強く、楽曲の素晴らしさより、個人プレイというか…速弾きや技巧一辺倒で楽曲そのものの"魅力"を忘れてしまっている感じを受けていて、どちらかというと取っつきにくいイメージがあったんですね。だから、IRON MASKというバンド自体、本作を聴くまで全く興味を持っていなかったんですよ。買って聴くまで至っていませんでしたし。でも、何かのついでに(そのアルバム・ジャケットのクサレさ加減などから)買って聴いたんですよね。そしたら何が何が、素晴らしいじゃありませんか。もう私が持っていた"ネオ・クラシカル"の偏見的イメージが崩れ去りました。とにかく楽曲が素晴らしい。美しい。コレが"様式美"であり"構築美"なんだと再認識させていただきました。アルバムを通して、とにかくツボを押さえたメロディと曲展開。"流麗"なギター・プレイは、テクニック一辺倒ではなく、とにかく"美しく"聴かせてくれます。"泣き"が散りばめられています。クサいメロディも、凄く心地良い。何かこう、熱くなるような気持ちにさせてくれます。なんて美しいアルバムなんでしょう。


↑↑Iron Mask - Forever In The Dark

ホント、今まで少し敬遠していた"ネオ・クラシカル"っていうものを、改めて聴いてみたいと思うようになりました。ここまで感動した"ネオ・クラシカル"なアルバムは今までに経験したことがないですね。日本での彼らの知名度ってどんなもんなんでしょう?もっともっと評価されてもいいんではないでしょうか。



thema:HR/HM
genre:音楽
FM / METROPOLIS (2010)
2011/10/06/ (木) | edit |
秋を感じるとき、あなたのことを想う。

朝夕の肌寒さに、人恋しくなる今日この頃。"哀愁の秋"がやってまいりました。その哀しさの中に、暖かさを感じたい。"秋"が来る度に、彼らの楽曲が聴きたくなるわけです。

Metropolis
Metropolis
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FM
Riff UK (2010-03-30)
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1984年にイギリスはロンドンにて結成された、言わずと知れた大御所ブリティッシュ・ハード・ロック・バンド。1995年リリースの6thアルバム『DEAD MAN'S SHOES』以来15年ぶりにリリースされた7thアルバムが本作。初めて彼らの楽曲に泣いたのは、実はその15年前にリリースされた『DEAD MAN'S SHOES』に収録されていた"Tattoo Needle"だったことを思い出しました。当時若かった私は、ブリティッシュ・ロックの素晴らしさにまだ気付いていなかったような気がしますが、このバラードを聴いて泣いた事をはっきり憶えています。そして久しぶりに聴いた(と言ってもリリースは2010年ですが…)ニュー・アルバムも、あのときの"涙"を失っていなかった。VocalのSteve Overlandのハスキーな歌声が、当時と同じように秋の夕暮れのような"哀愁"を醸し出しています。ブルージーで、時にキャッチーで、そして"哀愁"ですよ。確かに、"地味"だと言われるかも知れないですが、それもまた彼らの素晴らしさのひとつでして。1曲1曲噛みしめて聴くと、よりいっそうこのアルバムの素晴らしさに気付くはずです。とにかく、私は"涙"が止まりません。"秋"はやっぱり哀しくないといけません。夏の疲れを、コレを聴いて癒さなければ。こういうのをしみじみ聴いて、"涙"してしまうのは、自分が歳を重ねたからか?若い頃は、こういうのに"感動"を求めてなかったような気がします。今は、"涙"が止まりません。そして、この"哀しい気持ち"、"淋しさ"をどこにぶつければいいの?いや、コレを聴いて泣けばいいんです。


↑↑FM - Still The Fight Goes On

ラストを飾る"Still The Fight Goes On"で泣けない方は、"音楽"を聴かなくて結構です。オープニングを飾る"Wildside"が少々モダンでビックリしましたが(うん、でもイイ曲ですよ)、続くアップ・テンポな"Hollow"に涙。"Over You"に泣き、続く哀愁のバラード"Days Gone By"で涙し…"Who'll Stop The Rain"の美しさ、"泣き"のギター・ソロを通り越して、このラスト曲ですよ。もう、他には何もいりません。



thema:心に沁みる曲
genre:音楽
WARBRINGER / WORLDS TORN ASUNDER (2011)
2011/10/03/ (月) | edit |
なんていうか、この血管が湧き出るような感覚。

自分自身でも、心拍数の上昇や血圧の上昇を感じとることが出来ます。もう少しすると、多分血管が破裂してしまうんじゃないかと。

Worlds Torn Asunder
Worlds Torn Asunder
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Warbringer
Century Me (2011-10-04)
売り上げランキング: 92268

アメリカは西海岸カリフォルニア州のニューベリー・パーク出身の若手スラッシャー。若手と言っても、もうこのニュー・アルバムで3作目になるんですよね。時が経つのは早いものです。しかし、アルバム毎にこれほど完成度が増してしまうと、この先はどうなるんだ?と、思ってしまいます。前作『WAKING INTO NIGHTMARES』(2009年)はホントに素晴らしいスラッシュ・メタル・アルバムでした。このアルバムでリズム隊を一新し、そしてこのリズム隊が素晴らしい働きをしてくれました。非常に巧かった。このリズム隊のお陰で、楽曲がより磨きかかったわけです。しかしこのニュー・アルバムで、またまたリズム隊がメンバー・チェンジですよ。Ben Bennet(Bass、今は同じく西海岸の若手スラッシャーBONDED BY BLOODに加入したようです)と、Nic Ritter(Drums)が既に脱退しています。このニュースを聞いて、このニュー・アルバムにはかなり心配していたのですが、いや、どうって事無かった。安心しました。Bassはデビュー・アルバム『WAR WITHOUT END』(2008年)のメンバーAndy Lauxが復帰しています。(どうやら、彼がハイ・スクール卒業のためバンドを離れていただけのようですが)。そして新しいDrumsはCarlos Cruz。前任者のような機械的なドラミングではありませんが、実に人間的で手数足数の多い素晴らしいドラミングを披露してくれています。凄いアグレッション。キチガイ・リフや発狂ヴォーカルは健在。そして、ただただ疾走するだけではなく"曲展開"は前作同様素晴らしい。"流麗"なギター・プレイ、時に"泣かせる"展開は、ただのスラッシュ・メタルではありません。いや~"家宝"にしたいくらいの素晴らしいスラッシュ・メタル・アルバムです。


↑↑WARBRINGER - Shattered Like Glass (OFFICIAL VIDEO)

うん、カッコいい。オープニングを飾る1stシングル"Living Weapon"もスラッシュ・メタル史上に残る名曲だと思いますし、"Treacherous Tongue"の曲展開なんか失禁もんですからね。もう、若手スラッシャーとか言ってられませんよ。最高のスラッシュ・メタル・アルバムです。



thema:HR/HM
genre:音楽
BISCAYA / BISCAYA (1983)
2011/10/02/ (日) | edit |
あまりにも、その1曲が"名曲"過ぎて…

他の曲が陰に隠れてしまったりして。そして、"一発屋"とかなんとか言われたりしてしまったんです。

北欧の戦士(紙ジャケット仕様)
ビスカヤ
BMG JAPAN (2007-03-21)
売り上げランキング: 173455

スウェーデンの大都市ヨーテボリという街で1982年に結成された北欧メタルバンド。1983年、唯一世に送り出した1stアルバムが本作。初期の北欧メタルの"名盤"と言って良いか…。アルバム全体的に統一感がないというか、ムラがあるアルバムですが、とにかくオープニングを飾る"Howl In The Sky"は、北欧メタルに限らず"ヘヴィ・メタル史上に残る名曲"でございます。この曲の為だけにこのアルバムを買ったって、ホント価値があります。これは、クラシカルでRAINBOW的な素晴らしい名曲です。北欧メタル・ブーム以前の輝かしい"名曲"ですね。ソロ・パートが壮絶で悶絶。Vocalが昔のDave Meniketti(Y&T)を彷彿させるヘタウマさで、より哀愁味が増しています。さて、他の曲は全部ブーですか?いやいや違いますね(確かにブーな曲もありますがね)。名曲に続くコレもRAINBOW的でDEEP PURPLE的な"Fools"も"哀愁"のあるイイ曲ですし、3曲目のバラード"Summerlove"のもの哀しさに涙が溢れます。泣けます。個人的には8曲目の"Walls"の哀愁も好きですね。しかし、この頭3曲の勢いが最後まで続いていれば…ヘヴィ・メタル史上に残る"名盤"になっていたはずなのに…この1枚のアルバムだけを残し消滅してしまったのは実に惜しい。


↑↑Biscaya - Howl In The Sky

私がヘヴィ・メタルを聴くようになった頃、B!誌なんかの記事を読んで気になっていたのですが、当時この"北欧の戦士"アルバムはCD化されていませんでしたし、LPも高価に取引されていましたから、後のCD再発が嬉しくてたまりませんでした。そして手に入れたときの喜びは、今も忘れられません。ちなみに、B!誌の記念すべき創刊号の記念すべき一発目のレビューはこのアルバムだったみたいですね。78点だったって。



thema:心に沁みる曲
genre:音楽
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